ここは六花大学。

ここには6人の個性豊かな女子大生が生息している。

今日は彼女らの合コン風景をお届けしましょう。

只今トイレ会議中

 

合コンに行く前に、トイレで身だしなみを整え中。

(愛華は普通に用を足しただけ。)

柚葆「由莉も菻もほんとすごいよね~どこにそんなツテあるの?」

由莉「んー、まあ知り合い?」

 

菻「友達の友達とか?」

 

葉子「って言うか柚葆今月何個目よ、合コン。」

 

柚葆「今月少ないよー」

 

葉子「え?そうだっけ」

 

柚葆「5個目」

 

芽衣「…週2のペースじゃん」

 

由莉「バイトかよ」

 

愛華(…早くご飯食べたいなあ…)←数合わせできた人

 

なんて話をしながらおめかしをし、いざ出陣

男性陣も揃い

 

モブ男A「かんぱ〜い!」

 

全員「乾杯」

 

モブ男「ジュースだけどね〜」

 

さあ、みんなどんな会話しているのかな?

 

由莉と愛華を見てみましょう。

 

愛華の美貌に食いつく男性陣。

 

モブ男「愛華ちゃん可愛いね!」

モブ男「普段何してるの??」

 

モブ男「趣味とかあるの??」

愛華「…。(どこか一点を見つめている)」

モブ男「…愛華ちゃん?」

 

愛華のことを見守るために必ず横に座る由莉。

 

由莉「ごめんね、この子と会話できる人あんまいないから。」

モブ男「そうなの?」

由莉「あと今はこの唐揚げの形が気になってるみたい。」

モブ男「へえ…不思議な子なんだね…」

柚葆と菻は、

今日も柚葆はあざと女子全開。

柚葆「今日みんなでランチ来るのにね、 

   お家で間違ってパンたくさん焼いっちゃちゃの〜!」

モブ男「柚葆ちゃん天然で可愛い!しかもパン焼けるの?」

柚葆「へへ❤︎料理得意だよ❤︎」

モブ男「えー!すごい!モテるでしょ!」

あざと女子をしようとする柚葆をかまう菻。

暴露しようとすると…

ヤンキーでてますよ…柚葆さん

これは菻も圧倒されて何も言えません。

芽衣と葉子は…

ここは普通の会話としているかも…?

芽衣は持ち前のコミュ力で会話を弾ませてます。

葉子は緊張して顔が真っ赤になっていますね…

 

突発的に踊りたくなっちゃう系女子、芽衣。

 

巻き込まれる回収係、葉子。

芽衣「だってあのダンス踊りたくならない?ねえ!」

モブ男「…あはは…」

しばらく時間が経ち

 

モブ男A「ちょっとトイレ」

 

モブ男B「あ、俺も」

 

「いってらっしゃい~」「はいはーい」

 

柚葆「…私も行ってこようかな」

 

菻「トイレいっといれ〜」

 

芽衣「だははははははw」

 

柚葆「お花摘みねっっ」

 

由莉「ブレねーな」

愛華(あの唐揚げ、羊みたいな形してたなあ…)

 

(トイレの外側の廊下から声が聞こえ、耳を傾ける柚葆)

 

モブ男A「今回ハズレだよなあ」

 

モブ男B「ほんとな、めっちゃ可愛い子は会話できねーし」

 

モブ男A「踊り出す奴もいるしw」

 

モブ男B「ないわっっw」

 

モブ男A、B「はははは」

 

なんと、悪口で盛り上がっています。

おしとやか女子ならモブ男たちが立ち去るまで

中で隠れているべきですが……

柚葆(ピキッ)

 

柚葆はいきなりドアを開けました。

 

モブ男A、B「「わあ!!??」」

 

ヤンキー魂が出てきちゃいました。

友達を悪く言われるなんて許せません。

 

モブ男A「すっっすみません…」

 

モブ男B「…柚葆ちゃん。怒ると結構怖いんだね…」

 

柚葆(はっっ)「……」

 

モブ男A、B「「…」」

 

柚葆「…お開きにしましょっか…」

帰り道

 

芽衣「なんかビクビクして帰ってったね、男子達。」

 

柚葆「なんでだろ~ね~汗」

自分がビビらせたなんて言えない柚葆。

由莉「…連絡交換した人…いる?」

 

柚葆、芽衣、菻、葉子「……。」

 

由莉「結局愛華だけか」

 

柚葆「はあ??交換したの?!」

 

由莉「私が断った。」

 

芽衣「でた、由莉SP」

 

葉子「早くダメ男以外と付き合いたいのに…」

菻「いつものとこ行かない?」

由莉、柚葆、芽衣、愛華「行く。」

葉子「あのカフェ出禁になりたくないから、騒がないでよ。」

由莉、菻、芽衣、柚葆「はーーい!」

愛華(カフェラテに羊描いてもらお)

 

みんな素敵な恋に出会えるかな…?

続く

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